ニッチメーカー プリーツスクリーン・モルザ

5月 17th, 2015

モダンですっきりした印象の和室に、プリーツスクリーンがよく登場します。

プリーツスクリーンといえば、和紙を表現した生地が多いが、湿式と乾式と異なった製法で作られている事をご存知でしょうか。

繊維を水に浮かべ漉いて作る湿式は、今では素材をポリエステルで機械で施しますが、和紙本来の製法で作ります。

短い繊維が密接に絡まった状態の生地になり、光を透かすと光の質をやさしくして拡散します。
日本人が知る、障子から差し込む情緒ある明るさです。
乾式は、長い繊維を圧着して作り薄いのが特徴で、光を遮るだけです。

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湿式の和紙素材メーカーでもある岐阜のモルザは、派手ではないが上質な生地ラインナップのメーカー。

新しいエンボス加工を施したプリーツスクリーンが発売されました。

光を透かすと柄が目立たず、夜間室内光で柄が浮き上がる特徴。
特殊な染色方法と、エンボスの凸凹が緩い施しをしているためです。

国内3大メーカーに今は無いタイプ。

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モルザの操作メカは、コード式のみ。
生地の昇降をさほど操作しない所なら、なんら差支えないと思います。

その分価格を抑えて、でも上質な生地を提供する、素材メーカーらしい実直な方向性。
   
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評価すると共に、今後の提案に取り入れていこうと思います。

当店のHP
カーテンハウスシルクみどり店

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