交叉レール(ボックス幅とレール間隔サイズ内訳)

5月 10th, 2015

天井カーテンボックスに、ホテルの客室みたいに交叉するカーテンのご要望を頂きました。

カーテンを閉めた時の光漏れを防ぐ目的と、ドレープ性をより増したカーテンを吊り、豪華な見栄えにする為にです。

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交叉するカーテンは、
カーテンボックス内に、中央を交叉させるため曲がった形状のレールを取り付けます。

これは直線レールに専用の交叉レールをジョイントして、前後に20cm程重なり部分を設けています。
ここで光漏れを防いでくれます。

交叉させる事でカーテン幅が通常より長く必要とする意味と、冒頭で言ったドレープ性をより増したカーテンにするため、余分に生地を1幅足して仕立てました。
約2、5倍のヒダ率仕立てになり、豪華な見栄えのするカーテンとなりました。

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ドレープカーテンを閉めるとこのようになります  ↑↑↑

交叉レールを取り付けの場合、ボックス幅は通常より広く必要となります。

ボックスは、天井造作する埋め込みと、今回のようにボックス後付けがあります。
通常の2重吊りが多いので、指定がないとこの幅は、15cmになる事が多いようです。

交叉レールのボックス適正幅は、寸法に関してのこれが正解というのはないのですが、17cm~20cmは必要かと思います。

今回は、早めに打ち合わせに参加出来まして、後付けボックスの広幅17cm(既製)がありましたので、設置の指定をさせて頂きました。

いずれにしても打ち合わせが肝要です。

下記に、今回の取り付け(ボックス内ボックス幅とレール間隔)サイズ内訳図を記しました。ご参考までに。

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一部のメーカー取り付図によると、
レールの交叉が部屋側に被るようになっています。(下記参照)

前から疑問で、これだと交叉部分が部屋側に出っ張て見えて、美しくないと思っていました。
交叉部分を窓側に被るようにしたほうが、カーテンを閉じた時に連なって自然に見えると思うのです。

今回も、交叉部分を窓側に被る取り付け方法を採用して、取り付けさせて頂いています。

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交叉レールを使用して、天井ボックスからカーテンを交叉して吊り込む。
カーテンを閉めた時の光漏れを防ぎ、ドレープ性をより増したカーテンで豪華な見栄えになりました。
カーテンが交叉しているのに、交叉部分が全く気にならず、きれいに連なるドレープの表現できました。

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