新商品の全てが優れいて、いいわけではありません。
新商品に飛びついてお客様に提案して取り付けて始めて、あれっこんなマイナス面があるのかと気づくような事ではいけません。
お客様宅を実験台にしないためにも、新商品展示会に参加して根掘り葉掘り商品の事をあぶり出して、真剣に情報を収集するのです。
今日は、ニチベイ商品のハニカムスクリーン「レフィーナ４５」の事を書きます。
昨年秋（平成２５年）に、美しさを大胆にというキャッチコピーで今までのハニカム断面２５mm幅に加えて新しく４５ミリ幅のタイプが新発売されました。
幅広のダイナミックなプリーツが印象で掃き出しや大きな窓向きのタイプです。
新商品発表会でこの展示商品「レフィーナ４５」を始めて見て、「ありゃーっ」と思うところがありました。
展示商品は、ハニカム断面が上部から中部にかけて生地の重量で伸びきってしまい、プリーツが出て無い形状なってしまってます。
プリーツのピッチが下部に細かく溜まり、不均等な外観を呈しています。
２５mm幅も同様なプリーツの不均等はあるのですがあまり気にならず、４５mm幅はプリーツの不均等が目立ち、かなり気になる外観です。
幅広になるほど重量によってプリーツの形が崩れるのは想像ができます。
カタログの商品特徴には、Ｄ型ハニカム断面採用で形状の変化が少なくプリーツラインを保ちますと明記されてはいますが、実際これではダメでお薦めできないので改良を願います。
今回取付させて頂いたお客様宅には、
掃き出し窓で幅広のダイナミックさに惹かれ、「レフィーナ４５」をお薦めしていました。
しかし、まだ改良余地の必要な新商品だと判断して、「レフィーナ２５」に変更させていただきました。
コンパクトで繊細な印象のタイプの「レフィーナ２５」ですが、プリーツピッチの不自然さが感じられず綺麗な外観で納まりました。
採用商品：レフィーナ２５・ツインスタイル ハニカム遮光非防炎＋ハニカムシースルー非防炎
当店のＨＰ
カーテンハウスシルクみどり店
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