販売店に出来ることは、口頭で注意喚起

9月 30th, 2013

先月 新聞やニュースで、「ブラインドの紐が原因で、国内初の乳幼児死亡事故例」の報道が流れ、ブラインド業界内では、沸騰中の話題です。

記事はこちらから

ブラインド普及大国アメリカでは、20年も前からWCSC(Window Covering Safety Council)という組織を立ち上げてこの問題に対応、世間に周知しています。

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日本のメーカーでも、取扱い説明書や安全上の注意を促すポップ、ホームページには、危険性や対応措置も具体的に説明をしていて完璧に近い。
がしかし、どれだけ世間に対して知れ渡っているだろうか。 

まだまだのように思う。

では、事故を防止するためにどのような心構えと対策をすればいいのか。

①子供の手がひもに届く窓やサッシのそばにベビーベッドやハイチェア(乳幼児用の椅子)などを置かない
②窓の近くにソファ、椅子、テーブル、棚などを置かない
③操作コードを子供の届かない高い位置に留めるクリップや、子供の体重がかかったときに、ひもが切れるようなジョイントが同梱してある場合は、取り付けてください。

とにかく、子どもがひもに触れないよう設置する事が大事です。

③に関しては、我々販売店を含めた業界の範疇になります。
クリップやセーフティージョイントなどの対策部品は、商品に同送されている事がほとんどですので、取り付けは行う事です。

対策部品のクリップ。操作チェーンを上に束ねて、お子さんの手の届かないようにする。

対策部品のクリップ。操作チェーンを上に束ねて、お子さんの手の届かないようにする。


安全上の注意を促す操作チェーンに取り付けるポップ

安全上の注意を促す操作チェーンに取り付けるポップ


そして大事なことは、販売店は、ご家族の方への口頭での注意喚起をすることです。

使用されるお客様へ、設置現場での直接口頭説明は、一番効果があるのではないでしょうか。

大切な情報も、知る機会がなかったり、使用者が情報を取りに行くことを期待しているだけでは、ダメです。

使用されるお客様に一番近い我々販売店は、「説明責任」として徹底していくべきだと思っています。

痛ましい事故の再発防止に繋がるように。


当店のHP
カーテンハウスシルクみどり店

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