うだつを上げる

7月 28th, 2011

なかなかうだつが上がらないので、
実際のうだつを見にいってきました。

気分だけでも豪商に近づこう、あやかろうとミーハーな気持ちからなのですが、
建築意匠の勉強にもなるので、休日の今日行ってきました。

行って来たといってもお店から程近い、旧東海道有松宿の街並みが残る一角です。

数百mに渡り古い商家が立ち並んでいます。
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一際立派なうだつが上がる、シンボル的に建っているお屋敷があったので、写真に収めてきました。

案内板には、有松の有力な絞り問屋服部家(屋号井筒屋)の屋敷構えとなっています。
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これが、実際のうだつ部分です。

屋敷奥まで伸びる、なんと長いうだつではないでしょうか!

防火壁というより、装飾瓦が載り装飾的に重きを置いたものですよね。

建築構造体以外の部分、
それなりの余分な出費がかかるので、かなりの財力があったことでしょう。
IMG_5971

隣接したお店部分は、今も絞りや小物などを販売して営業中です。
寛政2年(1790)創業とありましたので、221年続けていらっしゃるのですね。
すばらしいの一言です。

当時は羨望の存在であったうだつ、当時の建築遺産に敬意をはらい帰りました。

当店のHP
http://silk-m.com

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